明日(普段は日・月がお休み)が仕事になってしまった日曜。
何もしない!と決めて、何もせず。。。ふ、と台所に寝転がるバナナが目に入る。 腐りかけに近いバナナ。バナナ・・・ばなな。。。バナナ。 ニュージーランドに居たとき。旅の途中で知り合った 『けんたろーくん(元気?)』。 彼は、世界中のトレッカーの憧れ、世界でいちばん美しい散歩道 『ミルフォード・トラック』 の拠点になっている Te・Anau(テアナウ)のユースホステルで、 毎日のようにバナナケーキを焼いてた。これが安くて旨かった!!、、、、、、で。 レシピを教えてもらった。計量はカップで、する。手軽にアバウトにできるバナナケーキ。 レシピを教えてもらったその日から、私はバナナケーキの虜。バナナが手に入る度に、 バナナケーキを焼く、いや、バナナケーキのためにバナナを購入する日々だった。 日本に帰ってきて、ケーキ作りなんて すっかり手を出そうともしない日々の途中。 このページに、けんたろーくんがコメントを 残してくれた♪、、、、で、なんとなく バナナケーキのことを思い出す。 そしてある日。 けんたろーくんからバナナケーキのレシピが 送られてきた☆★☆押入れから出てきたという このレシピ。 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~ それから随分の時間を経て、 久しぶりに焼くバナナケーキ。 手順もはっきりとわからないまま、 手に残る感覚だけを頼りにバナナを潰す。 最近はグラム単位でパン作りをしているので、計量のアバウトさにNZに居たころの緩さを 思い出す。もう、正しいレシピかどうかなんて関係ない。おいしくできますように、それだけを 思って、材料を混ぜる。 あぁ、ぶどう畑やにんにく工場で働く合間の日曜の午後に、よくバナナケーキ焼いてたな、 とか、NZでは食器の洗い物は泡だらけのまんまでOKだったな、なんて思い出しながら。 日曜の午後。バナナの香りに包まれて、愛おしい時間を思い出す。
by hirune-ya
| 2008-03-30 18:10
| ひび
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