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さよならの時間

  あとちょっとで、6年間住み続けた部屋を明け渡す。

  ここに来た日のことを思い出す。
今とおんなじ空っぽの部屋で、部屋の真ん中でお陽さまにあたりながら
そのときの私は、部屋とおんなじ空っぽだった。

  6年経ったいま、ワタシの中身は6年分かそれ以上に充たされている。

  さようなら、は今の自分をみつめるチャンスなのかもしれない。
  積み重ねてきたものを、ゆっくりと思い返して
  今の自分と、これからの自分を思う。

  さよならはホントウは淋しい。
  でも、たくさんの気持ちで充たされたココロがあるから
  きっと、大丈夫。
by hirune-ya | 2008-01-21 08:17 | ひび
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